クレステック社長 「上場で事業拡大」-浜松で企業交流会

2015年08月12日

 企業同士の交流を通じ、成長や発展につなげる「明日の日本を支える 成長企業交流会」(新日本有限責任監査法人、宝印刷共催)がこのほど、浜松市中区のアクトタワーで開かれた。7月にジャスダックに新規上場したクレステック(同市東区)の高林彰社長(56)が自らの体験を紹介した。
 同社は製品マニュアルの作成や翻訳を手掛ける。高林社長は「市場競争の激化やITの進化に伴う業態の変化に対応して企業が持続的に成長するには、事業の拡大が必要」と強調。「上場することで会社の既存価値に社会的信用が加わり、事業の拡大が可能になる」と述べた。
 今回までに過去に2回上場の準備をしていたことや、PR活動をしなければ上場したのも気付かれにくいといった苦労話も伝えた。
 県内の経営者ら約40人が出席した。成長企業による事業発表や、参加者同士の交流会も行った。