新たなビジネスを創出する機会の増加を期待

2014年11月21日

 
国立大学法人浜松医科大学
学長特別補佐
産学官共同研究センター・センター長
メディカルフォトニクス研究センター・教授
山本清二
浜松医科大学は、県内唯一の医者を教育する医科系の単科大学として、「第一に優れた臨床医と独創力に富む研究者を養成し、第二に独創的研究並びに新しい医療技術の開発を推進し、第三に患者第一主義の診療を実施して地域医療の中核的役割を果たし、以って人類の健康と福祉に貢献する」ことを理念に掲げ、教育・研究・診療を通じ、健康と医療の未来のため貢献してきました。
平成16年度の大学の法人化とともに知財活用推進本部を設置、そして平成23年度には産学官共同研究センターを設置し、大学の知的財産の創出、管理、運用と産学官連携活動の機能強化を図りました。また、平成23年度にはJST地域産学官共同研究拠点整備事業「はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点(通称;はままつ医工連携拠点)」の中核施設としても機能し、これらは有機的に連携することで“医工連携のワンストップ窓口”として学外にも開かれ、地域のものづくり企業とメディカルイノベーション創出を推進しております。
ものづくり県「しずおか」の特徴と、浜松医大の医療ニーズ・医学シーズとの異分野融合により、健康・医療産業の事業化を通じ、地域創世に貢献して参ります。
「静岡ものづくり未来応援団」の活動と浜松医科大学との連携により、県内の優れた技術を有する企業に新たな付加価値を提供し、新たなビジネスを創出する機会の増加を期待しております。