ものづくりの振興に期待

2014年09月05日

 

 

沼津市長 栗 原 裕 康

沼津市は、平成19年に技能五輪国際大会が本市で開催されたことを契機に、将来のものづくりを担う人材育成の重要性を再認識し、青少年を対象にものづくり体験館の開設やロボット講座の開催などを重ねてきました。その結果として、地元からロボット競技の世界大会に6年連続で出場し、優勝や入賞を果たすなど優れた成績を収めています。

一方、新産業の育成に向け、本市では先端技術を有する企業と高等教育機関等との共同研究や交流促進の支援にも努めており、既存技術を基礎に医療健康分野へ進出する企業や新たな製品を創出する企業も増えつつあります。

 こうした中、「静岡未来ものづくり応援団」が設立され、県全体として優れた技術や製品を持つ企業を応援していくことは、人材や新産業の育成を推進する本市にとっても、人と技術の交流、ビジネスチャンスの拡大に有用であり、ものづくりの振興に大いに寄与するものと期待しています。